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詞華集 廃屋
著・のらにゃんず
光枝 初郎 橘 しのぶ 高橋 克知
川咲 道穂 エキノコックス
光枝初郎・橘しのぶ・高橋克知・川咲道穂・エキノコックス(掲載順・敬称略)の5人で「廃屋」をテーマにつくったアンソロジー。5人それぞれの「廃屋」が群像のように佇んでいる。


詩集 涙で血は薄まるか
著・川咲道穂
川咲道穂の初詩集
朝目覚めると空が青かった。また一日が始まるのだと思った。そして始まらないのだとも思った。平和とは何だろう。消極的平和と積極的平和について考えた夜もあった。戦争や紛争のイメージやシンボルははっきりと浮かんでくる。だが平和、それは抽象的だ。紛争、貧困や飢餓、酷使、差別、ジェンダー平等、心的外傷、環境…… 。どこまでいけば平和と言えるのだろう。
『涙で血は薄まるか』という書籍名には、涙を流しただけ死の現実が薄まるのかという意味を込めている。と同時にネグレクトや近親者からの性的暴力を受けた私の血が、涙によって家族の気配を消してくれると良いのに、という祈りも込めている。
短編集
「余白を塗る」著・川咲道穂
日常にさりげなく宿る美しさを綴った川咲道穂の短編集
ソフトカバー付きの書籍はこちらのサイトでお買い求めいただけます。Amazon、楽天ブックス等での販売はペーパーバック形式となっておりますのでご注意ください.
記憶を失った木下は思い出のタブレットを手に入れるため働くが、記憶喪失後の自我にも愛着を抱いてしまう。
「思うに月に窪みをつけようと言った奴は天才である。もし月に一つの傷もなく、滑らかな光だけをこの大地に注いでいたならば、きっと人々は彼のことを見向きもしなかっただろう。月も人も傷があるから美しいのだ。未完成の美、それが空に浮かんでいる。そのことを想えば自らが抱える懊悩も少しは軽くなるのだ」(エトランゼ)
「耳たぶを醤油で焼く夢を見ました。冬の間に蓄えた辛労を春の曙は奇妙な夢に作り替えて、これから迎える暖かな日々を楽しませようとするのでしょうか」
遥か未来に目を覚ました私は、変わってしまった人間社会と変わらずにいる私生活の差異に苦しみながら、とある人へ手紙を残した。(オリフィスの虜囚)
収録作品
・余白を塗る
・たんぽぽ
・ひっこしともだちさみしいきもち
・老雪と犬
・雨に降られて知らぬ人と
・タンスの引き出し
・ながれぼし
・月の五線譜
・はしゃぐボロのこと
・エトランゼ
・我が子のササクレ
・あわわわわ!
・岩どけてダンゴムシ追い出す仕事
・砂浜の一個人
・眼光
・強者の夏風邪
・オリフィスの虜囚
・涙の答え
三世代にまたがる18作品を収録。

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空の鏡社について
空の鏡社は川咲道穂が運営する一人出版社です。伍糸布集などを例に、時々企画もするかもしれません。その時はぜひご参加ください。