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「耳たぶを醤油で焼く夢を見ました。冬の間に蓄えた辛労を春の曙は奇妙な夢に作り替えて、これから迎える暖かな日々を楽しませようとするのでしょうか」
 遥か未来に目を覚ました私は、変わってしまった人間社会と変わらずにいる私生活の差異に苦しみながら、とある人へ手紙を残した。

 川咲道穂が送る渾身の詩的短編小説。

※こちらの商品はソフトカバーが付属しております。Amazonでご購入の場合、ペーパーバックでのお届けになりますのでご了承ください。

 

著者・川咲道穂

出版・空の鏡社

 

オリフィスの虜囚

¥1,100価格
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